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「小中高等学校における教育」と「大学及び一般社会人に対する教育」とは、具体的に以下のような特徴があると考えられる。

 

(1)「小中高等学校における教育」

「小中高等学校における教育」は、文部省の定める学習指導要領に準拠した形で、全ての生徒に対して、例えば都市と地方の地域差を理由とする著しい教育格差が発生しないような、一定の教育水準を実現させるための教育体制が敷かれていると考えられる。

現在、小中高等学校では、文部省が公示した学習指導要領の中で教育へのコンピュータ活用を積極的にうたっている。

 

「小中高等学校における教育」は、前に述べたとおり著しい教育格差が発生しないような教育体制が既に敷かれており、小中高等学校では、学校間の教育格差を是正するための遠隔教育(ある学校の教員が別の学校の生徒に対して、情報ネットワークを用いて、画像、音声等を使った授業を行う方法)等にマルチメディアを活用するよりは、むしろパソコン等を使った情報リテラシー向上を目的とした教育にマルチメディアを活用することが望ましいと考えられる。

 

<マルチメディアを活用する目的>

●情報リテラシーの向上

高度情報化社会が進展するに従い、小中高等学校の生徒についても、情報化に適切に対応できる能力を育成することが重要になってきている。学習指導要領においても、情報活用能力の育成については様々な施策を示している。

現在、小中高等学校に導入が進められているコンピュータをマルチメディア・システムとして活用することは生徒の情報リテラシーの向上に寄与するものと考えられる。

●学校内外の生徒及び教師の交流促進

小中高等学校では、基本的に生徒及び教師の交流範囲は学校内にとどまりがちである。

しかし、同世代の生徒たちが学校の垣根を越えて、様々な話題について議論をすることは生徒にとっては、今後社会人となっていくためには有益な体験である。マルチメディアを活用した情報ネットワークを構築することによって、コンピュータ間で電子メール等を行い、生徒間の意見交換が行える環境が作られるものと考えられる。

 

 

 

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